春に支柱をしたナデシコは、思った以上にたくさんの花が咲きました。
そして種子ができて、いい具合に枯れてきました。
そこで初めてナデシコの種子を取ってみることに…。
もくじ
ナデシコの種子取りに初挑戦
良く考えてみれば、ナデシコの株は、かなりの年数が経っています。
この辺りで、種子を取って株の更新が必要かもしれません。
ナデシコは、1種類しか植えていないので、種子から育てても同じ性質のナデシコが育ってくれるはず。多分大丈夫かな。まあやってみましょう。
なでしこの枯れた部分を切り取ます。試しに1つの花がらを割ってみると、中には20個以上の種子がありました。1つの種子の大きさは、1mmちょっと。
白い紙の上で振ると、小さな種子がいっぱい出てきました。小さなムシやゴミをつまんだり、吹いて飛ばして取り除きます。
ナデシコの種子 保管方法は?
サクラソウ種子の保管失敗例
以前サクラソウがたくさん咲いたので、種子を取りました。春になり張り切って種子を蒔いたのですが、いつまで待っても発芽しませんでした。がっくりです。
そこで種子の保管について調べて見ると、
ポイントは、低温と乾燥。
なるほど!サクラソウの種子は、ビニール袋に入れ物置にぶら下げていました。ビニール袋の中で蒸れてしまったか、物置が高温になりすぎたか。きっと両方の悪条件が重なったような気がします。
発芽しなかったのは、私の保管がいい加減だった結果ですね。ナデシコは、その二の舞にならないように。
ナデシコ種子の乾燥
ナデシコから取った種子は、お茶パックに入れました。お茶パックは通気性が良く、このまま乾燥させることができるので便利です。重さを測ってみると、おおよそ6g。結構種子が取れましたね。それを風通しの良い半日陰に置いて乾燥させます。
ナデシコ種子の保管
1週間ぐらい乾燥させた後、缶の中に乾燥剤と一緒に入れて密封します。乾燥剤は、のりの中に入っていたものを再利用しました。
そして缶を冷蔵庫の中で保管。
こぼれ種子で発芽してくれたら、自然任せが楽でいいのですが。他の草に負けて発芽できない可能性が高いので、やっぱり苗を育てようと思います。
秋まで保管して、少し涼しくなった10月ごろが、種まきにちょうど良い季節になりそうです。
今回は、サクラソウの失敗を教訓にして、低温と乾燥に気をつけて保管します。秋に種まきしたら、しっかり芽を出してねと願うばかりです。