冬の庭が寂しいので冬に咲く花を探していたら、サルココッカ ウインタージェムと出会いました。
冬に小さな白い花が咲き、香りが良いようです。見た目の派手さはありませんが、自然風な庭には合いそうです。花よりも艶のある葉を主に楽しむようですが、通信販売で購入して育ててみることにしました。
もくじ
サルココッカ ウインタージェムとはどんな植物
サルココッカの原産はヒマラヤ、東南アジア、中国南部。ツゲ科サルココッカ属の植物です。その他のツゲ科の植物には、くしや将棋の駒などの細工に利用されるツゲの木やグランドカバーに利用されるフッキソウなどがあります。
【サルココッカ ウインタージェムの特徴】
- ウインタージェムはサルココッカの新しい品種
- 常緑低木だが生育がゆっくりで、樹高は50cmぐらい
- 従来のサルココッカに比べ樹高が低く、分枝が良い
- 狭い空間でも植栽が可能
- 樹形は株立ち状になり、剪定もあまり必要ない
- 地植えにすれば、生垣やグランドカバーに使える
- 耐寒性や耐陰性に優れ日陰でも育つ
- 冬から早春に白い小さな花を咲かせる
- 花には甘い香りがある
サルココッカは、欧米では日陰の庭の低木として人気が高いようです。
【サルココッカ ウインタージェムを選んだポイント】
初めて聞く名前の植物でしたが、調べてみると育てやすそうで冬に咲く花を見てみたくなりました。 サルココッカの花言葉は「幸福が飛んでくる」 嬉しくなるような花言葉です。この花言葉も購入を後押ししてくれました。 2月 サルココッカ ウインタージェムを通信販売で注文し、届いたのは2月中旬。早速開封してみます。 <届いたばかりのサルココッカ ウインタージェムの苗> 5号ポットで届いた苗は、樹高約25cm。常緑の葉は緑色で一部黄緑色をしています。一つだけ小さな花も咲いています。香りを嗅ぐと、かすかに甘い香りがしました。 <サルココッカ ウインタージェムの小さな花一輪> 初めて付き合う植物なので、まずは鉢植えにして様子を見る事にして、2月中旬に植え付けです。 【植え付けに準備したもの】 <テラコッタ鉢と苗> 【植え付け手順】 植え付け後は北向きの軒下で管理します。 < 北向きの軒下に置いたサルココッカ ウインタージェム> 殺風景な壁際に何か観葉植物が欲しかった場所です。日当たりが悪い場所でも冬の屋外でも、緑の葉を茂らせてくれるのは、この場所の条件にピッタリ。 株元を見ると小さな芽が見えます。サルココッカ ウインタージェムは1本の木ではなく、株立ち状に育ちボリュームが出てくるようです。 これから緑の葉が茂り、冬には白い花が咲くのをゆっくりと待ちたいと思います。鉢植えで上手くいけば、次は地植えも良いかもと思いは広がります。
サルココッカ ウインタージェムの植え付け