最近は電気代の高騰もあり、湯たんぽが人気になっているようですね。我が家では寒い時期になると、必ず登場してくる湯たんぽ。冷え性の私にとっては、10年以上冬の相棒となっています。
最近では、湯たんぽの種類も豊富になってきました。この冬は従来使っているプラスチック製の湯たんぽに加えて、ゴム製の湯たんぽを購入して使っているので、その違いや使った感想を書いてみます。
もくじ
プラスチック製とゴム製湯たんぽの比較
お湯を入れて使う湯たんぽのほんわかとした暖かさは格別です。電気毛布はつけっぱなしで寝ると、乾燥したり喉が痛くなったりすることがありますが、湯たんぽは、布団の中に入れて使っても乾燥が気になったことがありません。
今回は現在使っている湯たんぽ2種類の概要を色々と比較してみました。一つ目は、タンゲ化学工業(株)の立つ湯たんぽ。もう一つはヘルメット潜水(株)のクロッツ やわらか湯たんぽ たまご型タイプ。
<左:プラスチック製湯たんぽ 右:ゴム製湯たんぽ>
この2つの湯たんぽ比較するために、会社のホームページや商品説明書を参考にさせていただきました。
プラスチック製 立つ湯たんぽ | やわらか湯たんぽ たまご型 | |
素材 | プラスチック | クロロプレンゴム |
サイズ | 270×220×100mm | 240×190×30mm |
容量 | 2.6ℓ | 1.2ℓ |
入れるお湯の温度 | 100℃ | 70~80℃ |
保温効果 | 8~10時間 | 布団の中で5~9時間 |
カバー | 温度が高くなるのでカバー必要 | カバーなしでも使える |
注ぎ口 | 注ぎ口が広く お湯入れが簡単 | 注ぎ口が小さく 専用のロートを固定して注ぐ |
キャップの開閉 | 開閉が簡単 | 注ぎ口周りの固い部分を持って開閉するので少しコツがいる |
臭い | お湯にプラスチック臭は無い | お湯にゴム臭がある |
重量 | 約430g | 約160g |
収納方法 | 湯たんぽの水を出し切って保管 | 湯たんぽの水を出し切り キャップを外した状態で 数日陰干し
キャップを外したままの状態で 紙袋等に入れて保管 |
※メーカー価格は、立つ湯たんぽが1210円(袋なし)やわらか湯たんぽが3300円です。2023年1月の価格なので参考までに。こうして比較してみると、それぞれの違いがありますね。次に実際に使った感想を書いてみます。
プラスチック製とゴム製湯たんぽの使用感
プラスチック製 立つ湯たんぽの使用感は?
一度湯を入れると、カバーをかけた状態で、8時間ぐらい保温効果があり、夜は布団の中に入れると朝まで暖かい。朝の洗顔は、湯たんぽの湯に水を足して使っています。お湯に臭いはなく、まさに一石二鳥です。
冷え性なので、日中室内で足が冷たい時は、この湯たんぽを段ボールに入れて保温効果を高めて、足を温めるのに使っています。テーブルで作業する時も、足元が暖かく暖房の節約にも役立っています。
10年以上も使い続けているので耐久性は抜群。プラスチック製で価格も安く、冬の間手放せません。
<満足点> | <少し不満点> |
・保温効果が高く、保温時間も長い
・暖房の節約になる ・耐久性が高い |
・身体を部分的に暖めるには、素材が固く重たいので不向き |
ゴム製 クロッツ やわらか湯たんぽ たまご型の使用感は?
プラスチック製湯たんぽは足元を暖めるのには良いのですが、腰やお腹、太ももなどを部分的に暖めるのには不向きです。
そこで、足りない部分を補うために購入したのが、クロッツ やわらか湯たんぽ たまご型です。カラーは2種類(レッド&ブラック)で暖かみのある赤色を選びました。素材のクロロプレンゴムは、特殊なウエットスーツの素材で断熱性・保温性・柔軟性・弾力性などがあり、低温やけどもしにくいようです。※クロッツ 柔らか湯たんぽは、たまご型以外にも沢山種類があります。
今冬に使い始めて3ヶ月。立つ湯たんぽと比べると、素材が柔らかく、軽くて小さめ。入れるお湯の温度が70〜80℃と少し低めなので、衣類の上から体に沿わせて暖めることが出来ます。
保温時間は、薄手の綿カバーをかけた状態で使うと体感的には2〜4時間ぐらいでしょうか。布団の中で使うと、保温時間はもっと長めです。体が冷える場所に当てて使うと、ほんのり暖かいのが気に入っています。小さくて軽いので、持ち運びも手軽に出来ます。
ただ、本体が小ぶりで柔らかい素材なので、お湯を入れたり、キャップを開閉するには、少しコツが必要です。
<お湯を入れる時 注ぎ口に固定して使うロート>
入れるお湯は70~80℃となっていますが、加減が難しく、もっと高温になっているかもしれません。また湯たんぽに入れたお湯はゴム臭があり、使用後はそのまま捨てています。
<満足点> | <少し不満点> |
・体が冷える場所に衣類の上から当てて使える
・持ち運びが手軽 |
・お湯の注ぎ口が小さいのでロートが必要
・柔らかい素材でキャップの開閉にコツがいる ・70~80℃のお湯を沸かすのが難しい ・保温効果が短め |
プラスチック製湯たんぽとゴム製湯たんぽの特徴を比較して、使用感をまとめました。
冷え性の私は、プラスチック製をメインにゴム製湯たんぽをサブにして2つを使い分けています。寒い時には、2つを同時に使ったりもします。それぞれの湯たんぽに良さがあるので、湯を沸かして使う湯たんぽを買いたいけれど、どれにしようか迷っている方の参考になれば幸いです。
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