コスモスは大好きな花です。
8月に急に種をまきたくなって、暑い頃に種まきをしました。
暑さを懸念しましたが、コスモスはグングン成長して10月には開花。
そこで2ヶ月間のコスモスの成長をまとめてみました。
もくじ
コスモスの種まきと発芽
何だか急にコスモスの花が見たくなって、種を買ってきました。
購入したのは、秋咲きのコスモス。
まき時は、暖かい地域で6~8月中旬。寒い地域で6~7月。
こちらは暖かい地域に入るので、ギリギリ間に合いました。
8月8日:種まき
お盆前の暑い時期に、9cmポットに2粒ずつ種まきしました(10ポット)。
8月10日:発芽
発芽までの日数は、5~10日とのこと。
半日陰で見守っていると、2日後に早くも発芽。
こんなに早く発芽するとは思わず、気づくのが少し遅れて、ヒョロとした苗に。慌てて日向に移動させました。
8月21日:間引き
発芽も出揃い少し育ってきたので、1本に間引きをしました。弱そうな苗は、ハサミで切り取ります。
今回の種は花色混合です。茎の色を見て、茎の色が黄緑色をしている苗は白色の花が咲く可能性が大きいので、3本ほど残しました。
残り7本は、ピンク系の花が咲く予定です。
コスモスの摘芯
今回植えたコスモスは、通常草丈が1mになる品種です。
種をまく時期を遅くすると、草丈を低く抑えられるようです。
8月に種まきしたので、草丈が少し低く咲いてくれるのではないかと期待しています。
さらに摘芯をすると、花芽の数を増やし、草丈も低く育てられそうです。
9月6日:摘芯
草丈も10cm以上になり、本葉も8枚以上になっています。
そこで、10ポットのうち5ポットを摘芯。先端を5cm程切り取りました。
10月には花芽が付くので、摘芯は1回だけにします。摘芯で花芽が付かなかったら悲しいので。
摘芯した苗と摘芯しなかった苗は、草丈にどれだけ違いが出るのでしょうか。
コスモスの寄せ植え
10月に入り、コスモスに蕾が付いてきました。
10月2日:寄せ植え
今回はコスモスだけで寄せ植えを作ります。鑑賞期間は約1ヶ月。
ポットの苗も下葉が枯れ、少々栄養不足のようです。蕾が付くのを待っていたのですが、苗のためにはもう少し早く植え替えた方が良かったのかも。急いで植え替えの準備にかかります。
【用意したもの】
*駄温鉢10号
鉢底石を入れ、コスモスの高さに合わせて園芸用土を入れておきます。
*コスモスの苗(10本)
植え替える前にコスモスの草丈を測定してみました。
摘芯していないコスモス→60cm
摘芯したコスモス→40cm
花が咲いたら草丈がもう10cmぐらいは伸びるでしょうが、8月に種をまいたことで、少し草丈は抑えられたようです。
中央に背の高いコスモスを入れ、周りに摘芯したコスモスを配置しました。
10月5日
白いコスモスが咲く(摘芯していない株)。
10月6日
濃い赤紫色のコスモスが開花(摘芯していない株)。
10月12日
ピンク色が開花(摘芯した株と摘芯していない株)。
10月中旬で5分咲きといった所です。
コスモスを育てた感想
種をまいて2ヶ月。
暑い時期に種をまいて、本当に育つのだろうか。
そんな心配は吹き飛ばすように、猛暑にも負けず成長して、花が咲きました。それぞれの苗は、ヒョロッとして栄養不足気味なのが気になりますが…
ちょっと心配したのは、小さな蕾にアブラムシがついたこと。その時は歯ブラシで、そっと落としました。
コスモスを10株入れて寄せ植えに出来たのは、草丈が1mより低めで株周りが細身だったお陰。
もちろん花が咲き広がったコスモス畑のような雄大さは望めません。でもコスモスの寄せ植えは身近な所に置けるので、毎日眺められるのが良いですね。
10月中は風に揺れるコスモスを眺め、秋の風情を感じられそうです。