イチゴの摘果と摘花に挑戦

イチゴのアブラムシ駆除が終わり、ムシはいなくなり一安心です。

去年までのイチゴ栽培では、実の数を減らしてみたり、そのままにしたりとテキトウにやってきました。でも今年こそは、摘果のやり方を覚え適当な加減を探ります。

なぜ摘果(花)するの?

 

自然まかせにすると、花がたくさん咲いて小さな実がたくさん付きます。土からの養分は一定量なので、たくさんの実で分け合うことになります。

一方実(花)の数を減らすと、一つの実に届く養分が増えることになります。つまり摘果すると、栄養がある大きな甘い実を収穫できます。また形の悪いものを取り除き、形の良いものだけを残すことにもなるようです。

イチゴの摘果に初挑戦

 

実を前面に
葉がしっかり立ち上がり、花も咲いてきました。

まずは、収穫しやすいように実が手前になるように鉢の向きを変えました。これで鉢の前面にイチゴがぶら下がる予定です。

ランナーを切り取る
親株から伸びた茎(ランナー)をそのままにしておくと、栄養を取られるので根元から、切り取りました。

ランナーを伸ばすのは、実が終わって子株を育てる時にします。

受粉
実は、イチゴの本当の果実はイチゴ表面にあるツブツブ。それぞれの中には、種が1コづつ入っています。今回受粉は、自然まかせにしましたが、受粉がうまくいかないと、奇形果になるようです。人工授粉をすると、満遍なく1コづつの小さな果実が受粉して形がよくなるんでしょうか。虫があまり飛んでこないベランダなどでは、人工授粉したほうが良いようですね。

早く咲いた花を取り除く
3月中旬頃までに咲いた花や蕾は大きくならないので、根元から切り取りました。


小さい葉も切り取る
大きい葉と実に栄養が集中するように、足元の小さな葉も切り取りました。(葉っぱが白っぽくみえるのは、豆乳をかけた為ですが、葉に影響はありません。)

これで足元の風通しもよくなります。

いよいよ摘果
実を良く見ると、確かに形の悪いものや他より小さいものがありました。まずはその実を切り取りました。

さらに黒っぽい実も良くないとのこと。なぜだかはよくわかりませんが、とりあえず摘み取り一つの茎に3~4個(少し多めに)残しました。また花が咲いたら、この作業を繰り返します。

納得のいくイチゴが収穫できるようになるには、一人で試行錯誤したら何年かかることか。どれを残し、どの実を摘むか、まだよくわからず手探り状態ですが、本やネットの情報を頼りにやってみました。これから実はどんどん大きくなって、5月には色づいて来るでしょう。とりあえず適当な加減の摘果だったかどうか、結果が出るまで待つことにしましょう。

どんなイチゴが収穫できたかは、また5月に書きますね。

 

イチゴの摘果と摘花に挑戦以外のイチゴの記事はこちらにまとめています。

鉢植えイチゴの育て方 まとめ