シロヤマブキの育て方と自然な樹形にする剪定




4月にシロヤマブキの花が咲きました。

 

日本に自生する植物を植えたい私の思いと、白い花が好きな旦那の希望にピッタリな花でした。そこで10年間育ててわかったシロヤマブキについて、あれこれとまとめてみました。



シロヤマブキの特徴

 

バラ科シロヤマブキ属落葉低木。 高さは1-2m。

花期は4~5月で白い花を咲かせる。
● 花は、1週間ぐらいで散るが、花後の黒い実は翌年花が咲くまで残ることがある。


● 実の付いた枝は、生け花にも利用される。

日本では、中国地方に分布。環境省レッドリスト絶滅危惧IB類。
庭植えのシロヤマブキは時々目にしますが、乱獲で自生するものが少なくなったのでしょうか。

またヤマブキの白花と間違われることがありますが、ヤマブキバラ科ヤマブキ属落葉低木で、日本の北海道から九州まで分布しています。

ヤマブキの花びら5枚に対してシロヤマブキは、4枚の花びらです。

同じバラ科ですが、別の種になるようです。



植え付けと管理

 

● 植え付け場所は、日向~半日陰
● 病害虫はほとんどなく、丈夫で育てやすい
● 枝が広がるので、周りに植物を植え込みすぎない。

シロヤマブキは、シマトネリコと柿の足元に植えています。

この場所に落ち着くまで、2箇所を転々としました。日が強すぎても元気がなくなってしまいます。今の場所は、午前中日が当たり午後は木陰になる風通しの良い所です。

植え付け場所が気に入ってくれたら、その後の特別な管理は必要ありません。春の芽吹きから秋まで黄みがかった緑色の葉が風に揺れます。花の時期は短いですが実はずっと残り、秋には葉が黄色に紅葉します。一年中なにかしら楽しめるので、手間をかけない自然風の庭には、お勧めです。



増やし方

 

私はやったことはありませんが、挿し木で簡単に増えるようです。もっと簡単なのは、種から育てること。というか勝手に種が発芽して、苗が育っています。

宿根イベリスの中から出てきたシロヤマブキの苗

 

自然樹形にする剪定

 

シロヤマブキは、何といっても自然な枝ぶりが魅力的です。伸びた所をバッサリ切ってしまっては、垂れ下がった細い枝が風に揺れる姿は見れなくなってしまいます。

そこで花後に、太くて古い枝を根元から剪定します。全体の樹形バランスをみながら、必要な枝だけ残します。

こうすると、樹高も一定の高さを維持できます。私も10年間花後の剪定をするだけで、その後は放任です。今でも1m程であまり上には伸びないので管理は楽ですよ。枝が広がるので横の空間は必要ですが。

ただ花がいっぱい咲くことを期待すると拍子抜けするかもしれません。シロヤマブキはヤマブキに比べると、元々花がまばらにしか付きません

まして古い枝をいつも更新していると、枝が太くならないので花つきがちょっと少ない気がします。

シロヤマブキは、花、葉っぱや実など木全体を楽しむことに向いているようですね。