クレマチス シルホサの花がほぼ終わり、ふわふわの果球がぶら下がっています。
先端を見ると、新芽が上へ上へ伸びようとして、巻きつく所を探しているようです。
そこで今がチャンスとばかりに、シルホサ の強剪定をしました。
シルホサ の切り戻し(強剪定)
シルホサは、 鉢植えから地植えにして10年ぐらい経過しています。
今まで弱めの剪定だけして、強く切るのを躊躇していたら、ツルがどんどん伸びてしまいました。フェンスの先端まで伸びて、もうそれ以上伸びても巻きつく所がなくなり、お互いのツルが絡み合っています。
それでも元気に育ってはいますが、足元は葉っぱも花もありません。
フェンスの上部だけに、葉っぱと花があり、フェンスの下半分は茎があるだけの殺風景な状態になってしまいました。
去年花が咲き始めたシルホサを見ながら「花が終わったら、何とか切りたいな」と考えました。
シルホサ の剪定はしたいけど
「新芽が出なかったらどうしよう」「そうだ。挿し木で新しい苗を作っておけば良いんだ」
そこで、12月にクレマチス シルホサの挿し木をしました。
冬に挿し木をするのは初めてで、本当に根が出るのか心配しましたが、半信半疑で水をやり続け、3月下旬に新芽が出ているのに気づきました。
無事冬を越し、根が出ているようです。嬉しかったですよ。そして同時に安心もしました。
これなら万が一フェンスに絡んだ茎を切り過ぎて新芽が出なくても、シルホサ が絶える心配は消えました。
「それなら、切るしかないでしょう」
新芽が伸び始めた3月下旬、思い切って剪定しました。
古い株なので、バッサリ根元から更新することも考えましたが、そこまでの勇気がありません。
3本茎が伸びているので、まずは芽がある位置まで切り戻しました。
次に、上にしか葉っぱが出ていない茎は、フェンスの半分以下の位置まで、大胆に切りました。
作業が終わったら、さっぱり散髪した感じになりました。
<切った枝葉が、こんなに>
剪定では、切る位置が同じ高さにならないように気をつけました。
葉っぱがなくなって、かなり淋しくもあります。でも同じ場所に植えた春咲きクレマチスの芽が、勢いよく伸び始めています。
お互いに競争しながら新芽を伸ばして、枯れて休眠に入る夏までには、充実した株になって欲しいですね。