末端冷え性の改善に効く足のマッサージ 5分後には足がじんわりと温まる

冷え症対策では、カイロや靴下、肌着などの冷え症グッズを使って身体を温める方法がありますが、今回はマッサージをして温める方法を書いてみました。

 マッサージと言えば、リンパの流れを良くするリンパマッサージを思い浮かべる方が多いと思います。

 今回紹介するのはリンパマッサージのような本格的なマッサージではなく、自分が今まで経験した中で効果のあった血行を促進するマッサージです。

 服や靴下を履いたまま、手軽にできます。

末端冷え症の私が習慣にしている足のマッサージ

 末端冷え性は、体温は正常でも、手足の先まで血液が届かず、冷えている状態のことを言います。

 私も体温は36.5度以上あるのに、手足の先は自分で触っても冷たく感じます

 足先の冷えが特に酷くて、5〜6年前までは足指がしもやけになるほどでした。

 痩せ型体型で、全体の血液量も少ないのかもしれません。末端の血液の流れが悪いようです。

筋肉量が少ないので、運動して筋肉を付けたら良いのは知っているのですが、現実は思うように動けません。

 そこで強く冷えを感じる時に、少しでも血行を良くするために行なっているマッサージを紹介します。所要時間は5ぐらいです。

膝下〜足首のマッサージ

 マッサージするのは、膝下から足先まで暖かい所で椅子か床に座り、片膝を立てます。そしてリラックスして体の緊張を緩めます。

服や靴下は履いたまま、自分の両手でマッサージを行います。(あまり厚みのある服だと効果が出にくいかもしれません。)

まずは膝下から足首までのマッサージです。

 ① 両手の手のひらを30回擦り合わせて、温める。

 ② 膝下から足首までの上半分を、温まった両手で横から包み込む。

 

③上下に小刻みに動かし、10回さする。

 下半分に手を移動させ、同じように横から包み込み、上下に10回さする。

 

⑤ 今度は前後に両手で脚を包み込み、膝下から足首まで上下に大きく動かし、10回さする。

脚をかえて左右共行います。

足首〜足先のマッサージ

次に、足首から足先のマッサージです。

 回数は膝下〜足首と同様10回行います。

  踵(かかと)を両手で包み込み、さする。

 

足の甲と足裏を両手で上下に包み込んで、さする。

 

足の甲と足裏を横から包み込んで、さする。

 

指先を両手で上下に包み込んで、さする。

 足をかえて左右共行います。これで膝下から足先までの全体をマッサージしました。

冷え症の私が習慣にしている足の甲と足裏の指押し

足指の付け根から足首に向って押す

 次に足先の血液の流れを良くするために、血管の通っている辺りの皮膚を指で押していきます。

 まず足先の図を見てください。大まかな血管の流れがわかります。

指先近くを見ると、ちょうど指の骨と骨の間あたりを血管が通っているのがわかります。この辺りは、リンパの流れを良くするツボも多いようです。

 そこで、指と指の間から足首に向かって、足の甲側と裏側から指で挟むようにして押します

 

足の甲は親指で足の裏は残りの4本で中央部の骨に当たるまで、指をずらしながら軽く押していきます。

<足の甲側>

 

<足の裏側>

親指と人差し指の間が終わったら、残りの指の間も順番に押していきます。押す回数は、気持ち良い程度に。

 押して痛い所があったら血行が悪くなっているので、少し押す回数を増やすか、長めに優しく押しましょう。

押すときのポイントは、強く押しすぎないこと息を止めて押さないこと。リラックスして身体を愛おしむように、優しく!

足をかえて左右共行います。最後に足の甲と足の裏をさすったら終了です。全部をやらなくとも、一部だけでも効果がありますよ。

終わった後しばらくすると、足がじんわりと温まるのを感じてきます。

マッサージと指押しは足の冷えを感じた時にすぐ実行

道具は何も必要ないので、冷えを感じた時に

 足があったかくなる、あったかくなる」と思いを込めながら手軽に行なっています。

 冷えが強い時自分の手でをさするのは、まさに自分で自分を手当てしている感じです。

やり続けることで、体質も少しづつ変わって、冷え症改善に繋がって欲しいと期待しています。

5分間のお手軽マッサージ、良かったら試してみてください。