プラスチック製コンポストの設置と使い方(30年使用した我が家流)




夏場に台所の生ごみのにおいが、気になったことはありませんか?
我が家では、生ごみ対策にコンポストを使っています。

 

「コンポストに生ごみを入れよう」。庭作りしながら、当たり前のように使っていたコンポストという言葉ですが、調べてみたら堆肥と言う意味だったのですね。

 

堆肥は、有機物を微生物によって完全に分解した肥料のこと。つまり生ごみからできた肥料が、コンポスト。さらに生ごみを堆肥にする容器もコンポストと呼ばれるようです。

 

容器については、堆肥と区別するために、コンポスターと呼ばれることもあるようですが、ここでは馴染みのあるコンポストと呼ぶことにします。

 

それでは、我が家の庭作りの頼もしい助っ人コンポストを紹介していきたいと思います。



我が家のコンポスト

 

コンポストには、ダンボール箱で生ごみを発酵させるものや、家の中で電気を使って分解発酵させるものなどいろいろあります。

 

我が家で約30年前から使っているのは、一般的なプラスチック製の円柱を埋め込む「生ごみ堆肥化容器」です。

現在使っているのは2代目ですが、まだまだ丈夫ですよ。

 

使い始めたのは、子供が保育園に行く頃でした。思い起こせば子供が生まれたことで環境への関心が高くなり、少しでも自分にできることをしたいと考えていたのかも。

 

生ごみを出さずに、堆肥として庭にいれて循環させたいんだとかなり力んでいましたね。主人を巻き込んでコンポストを使い始めました。



コンポストの設置

 

① まずコンポストを用意します。ホームセンターや園芸店で手に入るので、家族の人数や置く場所を考えて大きさを決めます。

 

② 次に設置場所を決めます。出来るだけ日向のほうが発酵が進むようです。我が家では、3ヶ月ぐらいで容器がいっぱいになるので次に置く所と予備のもう一箇所の合計3箇所を確保しています。

 

③容器が入る大きさの穴を深さ10cm掘り起します。

 

④水平に容器を置き、掘り出した土で周りを固め動かないように固定します。 これで出来上がりです。木の近くだと根を切ってしまうことがあるので注意!



コンポストの使い方

 

使い方は、生ごみを入れ、その後土を入れることを繰り返すだけなのですが・・・我が家の失敗を元に大切なポイントを押さえましょう。

 

① 野菜くずや卵の殻などは、できるだけ小さいほうが、早く堆肥になりやすい。そこで野菜の芯や葉は、ざく切りにし、卵の殻は、手で握りつぶいています。

 

② 必ず定期的に土を入れまよう。生ごみを入れるだけでは、水分過多で腐ってしまい、虫が発生します。我が家も、やり始めの頃忙しさにかまけて生ごみだけいれていたら、虫が発生して気持ち悪い思いをしましたのでご用心。

 

そのため小さな容器に土を入れてコンポストのそばに置いています。生ごみを入れた後、土をパラパラとかけておき2週間に一度生ごみが隠れるくらい、しっかり土をかぶせています。

 

③ 生ごみ以外にも庭の草や枯葉、剪定した小枝も入れましょう。生ごみだけよりも、土が付いた草など色々なものを入れたほうがよい堆肥になるような気がします。

 

米ぬかを入れると、発酵が進みやすいようです。我が家では、精米機の米ぬかをもらって来て入れています。 

 

容器がいっぱいになったら、容器を取り外し、そのままねかせます。横から見ると、土と生ごみが層になっているように見えます。

入れていいもの、入れないほうがいいもの

 

我が家の台所から出る生ごみで、コンポストに入れていないものは、

  •  硬くて分解しにくいもの(貝殻、鶏の骨、1cmより太い枝など)
  •  薬がいっぱいかかっているもの(輸入果物の皮など)
  • 塩分が強いもの(梅干の種など)です。

 

それ以外は、台所の排水口ゴミ受けの水を切ったら、その日のうちにコンポストにいれます。

 

野生動物対策

 

はじめのころコンポストは臭いがあるのではないかと心配しましたが、近くにいても特に感じることはありません。しかし、動物や虫は、においには敏感です。

 

カラスはコンポストに関しては、問題ありません。

 

しかしここ5年くらい、家の周りで狸やイタチを見るようになってきました。人間と野生動物の境界が接近して来たのでしょうか。時々夜間にコンポストの周りが、掘られていることがあります。

 

そんな時主人は、周りにブロックや小石を置いています。また、容器を外した土の山から生ごみを引っ張り出されたことがあるので、容器を外した後は、不織布で覆って触れないようにしてみました。

 

それ以上ひどい狸やイタチの被害はありません。今一番気になるのは、アリでしょうか。りんごの皮など甘いものをよく知っています。

 

コンポストに対する補助

 

最近では、コンポストの購入費用を助成してくれる自治体が増えてきているようです。我が家がコンポストを設置した時にあったらよかったのに…。

 

助成を使えば、費用を抑えることができますね。購入費用以外ほとんど費用がかからないのもいいですよ。

 

生ごみをほとんど出さないので、我が家では燃えるゴミは、2週間に一回出す程度。家の中に生ごみを置かなくてよいので、臭いもないし、堆肥も作れて一石二鳥です。

 

2ヶ月ぐらいねかせてできた堆肥は、畑や庭に入れて利用しています。コンポストの側は、水分と栄養分はたっぷりで草花や野菜の育ちもいいみたい。今では、最初の力みは消えて、すっかり生活の一部になっています。

 

コンポストの使い方は、とてもシンプルです。よかったら空き地を利用して、コンポストをやってみてはいかがでしょう。

コンポストの仕組みとコンポストにやって来た小鳥

2018.02.25