冬に寄せ植えを作るなら、春になるまで長く楽しめるものがいいですね。そこで、春まで長く楽しめる植物(葉牡丹とアリッサムとビオラ)を使って寄せ植えを作りました。
正月用ピックを加えるだけで、お正月にも飾れるカゴの寄せ植え作りはいかがですか。
冬から春の寄せ植え作り準備
1年に2回ぐらいの植え替えをして、カゴを使って作る寄せ植えを楽しんでいます。今回は冬から春まで楽しめる寄せ植えを作ります。
寄せ植えに使うもの
- 葉牡丹
- スイートアリッサム(2)
- ビオラ(3)
- カゴ
- カゴに敷き詰める防草シート
- カゴに入れる土(園芸用土 パーライト 赤玉土)
葉牡丹
冬になると、葉牡丹の大きさや葉の形、葉の色などが違う様々な種類が店頭に並びます。今回選んだのは、ミニ葉牡丹がビニールポットに寄せ植えにされているものです。葉色は中心が淡い紫色、白色やピンク色で、葉の形は丸葉とちりめんとさんご系の4株。
購入時には実際にカゴの中に入れてバランスを見ながら選びました。
スイートアリッサム
小さな花が集まって咲くアリッサムの花の時期は10月から翌春まで。花色は白やピンク、紫色などがあります。今回は葉牡丹の色を目立たせたかったので、どの花色にも合わせやすい白色を選びました。
ビオラ
ビオラは、8月に種をまいて育てたもの。花は紫と紫×黄色の2色咲と黄色の3株です。パンジーより小さな花は自然な雰囲気作りにピッタリ。成長すると株がしっかり広がり、こまめに花がらつみをすれば11月から春まで咲き続けます。
カゴには、この3種類の植物を植え込みます。
寄せ植えに使うカゴの準備
カゴをそのまま使うと土が流れ出てしまうので、カゴの内側に防草シート(100均で購入)を敷きます。
カゴの準備のポイント
防草シートをカゴの形に合わせ、ダーツを作りホッチキスで止めます。
余分な防草シートはカゴの縁のラインに沿ってハサミで切り取っておきます。植物が茂るとカゴの縁は見えなくなるので、防草シートも見えなくなります。
冬から春の寄せ植え 植え付け手順
カゴの準備が出来たら植え付けにかかります。
葉牡丹を後方におくか前に置くか悩みましたが
- 葉牡丹を中心にした寄せ植えにしたい
- ビオラは成長と共に草丈が伸びる
この2点考慮して、葉牡丹の位置は前に決定しました。
寄せ植えの植え付け手順
① カゴの底にパーライトと大きめの赤玉土(鉢底石の代わり)を入れる
② 葉牡丹をポットから出し、根鉢の上部(肩)の土を落とす
③ 葉牡丹の向きや位置を決める
④ 葉牡丹がよく見えるように少し前傾させて配置する
⑤ アリッサムを葉牡丹の隣に配置する
アリッサムを植え込む時には、葉牡丹と土の高さを揃える為に下に土を入れました。
<後方から見た葉牡丹とアリッサムの根の状態>
⑥ 後方の真ん中に紫色のビオラを配置する
⑦ 後方右側に黄色いビオラを配置する
⑧ 後方左側に2色咲きのビオラを配置する
⑨ 苗と苗の隙間に園芸用土を入れる
⑩ 棒で突いて土を馴染ませたら完成
<完成した冬から春の寄せ植え>
3種類の植物を植え終わったら水をタップリかけて、根が落ち着くまで半日陰で管理。その後日向で育てます。
葉牡丹を中心に3種類の植物しか使っていないので、組み合わせを考えるのも楽で、植え込み時間も20分弱ぐらいでした。
お正月が近づいたら、手作りの正月用ピックを挿して玄関前に置きます。簡単に正月用の寄せ植えに変身です。
<正月用の寄せ植え>
これで冬から春まで楽しめて、お正月飾りにもなる寄せ植えが出来ました。カゴに植えると、ナチュラルな雰囲気に仕上がりるのが気に入っています。
ビオラとアリッサムは、少しずつ成長して花も増えていくでしょう。
<植え付けから1ヶ月 花が少し増えた寄せ植え>
冬の間長く花を楽しめ正月飾りにもなるカゴの寄せ植え作りはいかがでしょうか。