誘引したモッコウバラがフェンスを壊しそうなので剪定しました(動画あり)

モッコウバラをフェンスに誘引していますが、失敗した事に気づきました。

丁度花が終わったので、慌てて剪定したんです。なぜそんなことになったのか、経過をまとめてみました。

モッコウバラをフェンスに誘引することにした決め手

フェンスの所に何か植えたいと考えた時、最初に思ったのが、やっぱりバラを植えたいという事。

今まで何度もバラの葉をムシに食われ、途中で栽培を断念しているので、なんとかリベンジしたい思いがありました。

そこで第一条件は、バラの中でも病害虫が少ない種類を選ぶこと。さらに西日を遮り、目隠しになって欲しいので常緑であること。

さらにフェンスに誘引したいので、つる性であること。

それでは、まずモッコウバラの特徴を見ていきましょう。

● 常緑つる性低木
● バラのような棘がない。
● 直径2-3cmの小さな花が、4月から5月にかけて、株いっぱいに咲く。
● 花色は、淡い黄色と白色。
● 中国原産のバラで、病害虫も少ない。
● 初心者でも育てやすい。

私の条件にモッコウバラは、ピッタリ合うではありませんか。こうしてモッコウバラ(白色)を植えることにしました。

フェンスに誘引したモッコウバラ

5年程前にフェンスの端に植え付けしました。フェンスの内側は通路で、外側は斜面になっているので、斜面に枝が伸びて垂れ下がるように誘引していきました。

通路側は通るのに邪魔なので枝は、伸びた都度切り取ります。

5年経ち、今年は花もたくさん咲きました。

新芽が所々ムシに食われるぐらいで病害虫は、ほとんど気になりません。

花も咲き、程よい目隠しで順調に育っていると思われたのですが、思わぬ落とし穴が…。

なんとモッコウバラが育ち過ぎて、フェンスを壊しそうになっていました。

手がかからないので、放任していたのがまずかったですね。

フェンスの柵やワイヤー部分に食い込んで、くねくねと自由奔放に伸びすぎです。

誘引に失敗したモッコウバラを剪定

5月中旬花が終わったので、思い切って剪定しました。

からんだ枝や食い込んだ枝は、思い切ってノコギリを使って切断。

剪定バサミで細かく切り取りました。それでも食い込んで取れない部分は、ペンチで捻りながら抜き取りました。時間がかかりましたね

剪定した後のモッコウバラがこちら。

旦那は、「スッキリしすぎか?」と言っていました。確かに丸見えでスッキリしすぎです。

まあフェンスを壊すより、マシですね。

剪定した葉は、コンポストの中へ。枝は入れられないのでゴミで出します。

今回は、完全にフェンスへの誘引失敗です。その大きな理由は、

モッコウバラが、こんなに早く大きくなると思わなかったことです。モッコウバラの特徴である成長の早さを見逃していたんです。

誘因で気を付けるポイント
① 枝は、かなり緩めに固定する。放置せず、何年かごとに取り替える。
今回枝にワイヤーが食い込んでいたので、取り除きました。

② 枝はワイヤーの中をくねくね通さない。できるだけ内側か外側の片面で固定する。
くねくねしていた部分は、切り取るのも大変でした。ワイヤーの中を通していると、フェンスから外して植え替えることは、困難です。

これから、また気長に誘引して行くことにします。

今回の教訓『モッコウバラは、樹勢が強く成長が早い。』

フェンスの誘引に失敗したモッコウバラを剪定(動画)

旦那がモッコウバラを剪定する様子を動画で撮りました。良かったら、見てください。写真よりも、わかりやすいと思います。