芝の侵入防止柵が朽ちたので 土と芝の根どめどめシートに交換しました

庭の一角に設置していた芝の侵入防止用の木の柵が朽ちてしまったので、初めて土と芝の根どめどめシートを通信販売で購入して設置してみました。

土と芝の根どめどめシートの購入から設置まで

どめどめシートの購入と使用方法

アズキナシ(小豆梨)や低木のトキワマンサクなどを植えた周りに、芝が入り込まないように木の柵を設置しています。木の柵は古い木箱を解体した廃材です。捨てるのも惜しい気がして、柵に利用していました。

設置から5年ぐらい経った現在では、木が朽ちてしまい、柵と柵の隙間から芝が入り込んでいます

<柵が朽ちてしまったアズキナシの木周辺全景>

なんとかしたいと思い、ホームセンターで以前使っていた木の柵(ワイヤーで連結されたもの)を探しましたが、目当ての物は見つかりませんでした。

そこで、通信販売で探してみることにして、柵を検索している時に見つけたのが、土と芝の根どめどめシートでした。木ではない素材でしたが、一体型で隙間がなのが気に入ったので買ってみることにしました。

<梱包から出したどめどめシート

土と芝の根どめどめシート

・土と芝の根を止める一体型のシート

・素材は特殊配合樹脂 (プラスチックの一種)

・直線も曲線も作りやすく、ハサミでカットできる

・高さは15cm22cm27cmの3種類

・一体型なので隙間から土が漏れたり、芝が侵入したりしない

<どめどめシートの使い方>

・溝を掘り、どめどめシートを埋め込む
・土を入れた後、ゴムハンマーで打ち込む
どめどめシートは必要な長さにカットする

実際に行ったどめどめシートの設置方法

柵を設置するため準備したもの

 

・どめどめシート(高さ22cm 長さ3m
金槌かまぼこ板(ゴムハンマーの代用)
・シートを切る為のハサミ
・小型の草けずり(溝掘り用)&てみ

<どめどめシートを設置した方法>

① 梱包されて届いたどめどめシートの巻きぐせを治すために、反対に巻き直す(設置の前日
② どめどめシートを設置する前に、朽ちた木の柵を抜く
(抜いてみると、長さが半分ぐらいになり、地中の木はほとんど腐っている状態でした)

<すっかり朽ちて倒れそうな木の柵>

③ 木の柵を抜いた所にどめどめシートを仮置きする
④ シートを必要な長さ(2m60cm)にハサミで切り取る

⑤ ゴムハンマーがなかったので、金槌かまぼこ板を使って打ち込む

注意
鉄ハンマーだと割れる場合があるので要注意との説明書きあり
⑥ 1カ所を打ち込むと別の場所が浮いてしまい上手く打ち込めない(土が硬いのか、溝が浅すぎたのか)ので、改めて草けずりで深めに溝を掘る

⑦ 再度どめどめシートを仮置きする

⑧ シートの上にかまぼこ板をのせ、金槌で打ち込む(打ち込む面が狭いので、一人が真っ直ぐになるように押さえ二人で行った)

<かまぼこ板の上を金槌で真っ直ぐに打ち込むのは難しい>

⑨ シートが固定できたら、周りに土を入れ、足で踏んで押さえる
⑩ 高さ22cmのうち12cm埋め込んで、地上部10cmの柵が完成

<どめどめシートを使って完成した柵>

初めて使ったどめどめシートの感想

設置方法について

* シートの巻きぐせは、反対に巻き直すことで問題なく使えた。

* シートは必要な長さで切れて便利だった。ただ高さ22cmのシートはハサミで切る時に固く感じた。

* 溝が浅い時に、一体型の1カ所を打ち込むと、別の場所が浮いてきて、上手く打ち込めなかった。溝を深くすることで、打ち込みが上手くいった。

* ゴムハンマーがなく代用品で打ち込んだ。柵の打ち込みは接する面が狭いので、真っ直ぐ打ち込むのが難しかった。それでも割れることなく作業できたのは良かった。

* 柵の設置は二人で行った。一体型の柵のため、柵が長ければ長いほど一人では、難しそうだと感じた。

どめどめシートの素材と見た目

* 木の柵は5年ぐらいで朽ちてしまったが、どめどめシートは厚みのあるプラスチック製なので、木よりは長持ちしそうだと感じる。

* 庭の状態に合わせて、上手く曲線状に打ち込めた。

一体型なので、隙間からの芝の侵入は防げそうな気がする。22cmのうち12cm埋め込んだので、下からの侵入も防いでくれるかなと期待してる。

* 見た目は、やはりプラスチックなので風情は乏しいが、周りの芝や草などが伸びて来たら、今よりは自然な感じに見えそう。

土と芝の根どめどめシートを使って柵を作った経過をまとめてみました。これから傾いたり、倒れたりしないか。太陽光でプラスチックが朽ちないか。芝の侵入は防げるか。気になる点はいろいろありますが、気長に様子を見て行くことにします。