庭仕事では大変お世話になっている長靴ですが、今回アウトドア用の長靴を1足買いました。
というのも最近山歩きする機会が多くなり、長靴が欲しくなったんです。運動靴で山歩きすると、滑りやすかったり、水はけの悪いところで足元が濡れてしまったり…。かといって登山靴を履くほどの本格的な登山でもないし…。
そこで近くの水場の多い山歩きに使えて、普段も履けるという欲張りな基準に合う長靴を購入したので、長靴選びから使った感想までをまとめてみました。
もくじ
長靴を選ぶ基準
皆さん長靴はどんな基準で選んでいますか。
最近街中でも雨の日に長靴を履いている方を見かけることが多いようです。それだけおしゃれな長靴が多くなったのでしょうか。
今回の長靴選びの基準はちょっとした山歩き(1時間程度)にも使えて、さらにタウン用として使っても違和感のないものです。
街中でおしゃれなロングレインシューズを見ると、いいなと思っていたので、長さはロングで決まり。ショート丈は、雨が入ったり足に当たって擦れキズができたことがあったので今回は候補から外しました。
主な選ぶ基準をまとめると
- ロング丈
- おしゃれな外観
- 山で滑りにくい
- 収納の場所を取らない
- 持ち運びが便利
- 好みの色がある(落ち着いたブラウン)
- 価格がお手頃
さて自分で改めて見ても、かなり欲張りな基準です。
自分の基準に合う長靴を探す
まずは山歩きで使うことが多そうなので、アウトドアで使えそうな長靴に的を絞ってネットで探しました。そこで見つけたのが有名アウトドアメーカー数社の長靴と日本野鳥の会の長靴でした。
日本野鳥の会といえば、会長が俳優の柳生博さんであることぐらいしか知りません。まさか長靴を販売しているとは知りませんでしたし、さらにその長靴が人気だとは。
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「日本野鳥の会」のオンラインショップ
何となく範囲を絞って長靴のイメージはできましたが、やっぱり実際に見て触って履いてみないとフィット感や色などがわかりません。
実際に行ける範囲にあるお店を探すと、モンベルの店舗と日本野鳥の会の長靴がデパートに置いてあることがわかったので行ってみました。
モンベルで見たロングレインシューズは、作りがしっかりとして丈夫そうですが、結構重たくて値段も高め。ロングなので我が家では収納場所に悩みそう。
あまりピンと来なかったので、もう1つの長靴があるデパートへ。
どこにあるかわからないので受付で聞くと靴コーナーにあるとのこと。
「人気がある日本野鳥の会の長靴を早く見たい」と思いワクワクしながら靴コーナーを探しても、商品が見当たりません。
仕方ないので店員さんに聞くと担当を呼びますとのことで、暫く待つことに。
待つこと5分あまり。担当者に聞いてみると、商品を置く場所がないので店頭には出していないとのこと。
「あることがわかって安心したけど、店頭に出ていないなんて」
ちょっと不満感を持ちながら、サイズを伝えて奥から出してきてもらいました。
商品を見ると、足首から上の部分は柔らかい素材で出来ていて折りたたみができる。触ってみると、さっきのモンベルの靴よりかなり軽い。
「これは、なかなか良さそう」
早速履いてみることに。履き口はゴムひもで締めて調整できるし、軽くて足へフィットする感じ。今回の長靴選びの基準に合うのは、こっちかな。
ちなみに靴に付いているBの文字は、日本野鳥の会のロゴマーク。
2箇所で実際の長靴を見て触って、履いてみて購入を決めたのは
『日本野鳥の会の長靴』 価格:4752円 サイズ:S 色:ブラウン
サイズは、ちょっと大きめがオススメとのこと。いつもは23cmを履くので、1cm大きめS(24cm)にしました。
在庫があった色は、グリーン、ブラウン、グレー、メジロの4色。(ネットショップでは、カモフラージュ色や限定色もある)
ブラウンは白い粉が取れにくかもしれないと言われましたが、私はあまり気になりませんでした。
息子用にも、Lサイズのメジロ色 5832円(メジロ色だけちょっと高い)を購入。
これなら山歩きとタウン用どちらにも使えそうです。
担当者の対応は良かったのですが、デパートの店頭に並んでいなかったのは残念でしたね。一般向けではないのでしょうか。
長靴を実際に使った感想
早速山歩きで使いました
[ 気に入った点 ]
* 折り畳んで収納できるので、現地で履き替えるのが楽。
* 濡れた岩場や山を降りる時など、運動靴より滑りにくい。
* ぬかるみや少々の水場は、足元が濡れないので遠慮なく歩ける。
* 登山靴に比べると軽いので、山歩きにはもってこい。
* 靴底が柔らかいので、足の動きがスムーズ。
* 脚にフィットしていても、踵の出っ張りを踏むと簡単に脱げる。
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*靴の中に湿気がこもりやすいが、中敷を取り外して乾燥させることができる。
[ 惜しい点 ]
* 生地が薄いので、寒い季節には足が冷たくなる。
(ワンサイズ大きめにして、厚手の靴下を履けばだいぶ寒さが和らぐ。別売りのあたたかインソールがあるらしい。)
* 生地が薄いので、硬いものや木の枝に引っ掛けると破れそう。
* レインウェアのズボンの上に長靴を履くと、膝下からずれ易い。
雨の日にタウン用でも使いました
[ 気に入った点 ]
* 見た目は服と合わせやすく、馴染んだ感じ。
* ロングブーツなので、多少の水溜りや水はねは平気。
* 雨が上がった後もブーツ感覚なので違和感が少ない。
* ちょっとおしゃれ感がある。
[ 惜しい点 ]
* 山歩きでも言えますが、靴底が薄いので長時間歩くと足にひびく感じ。
(別売りのインソールをつけると、もっと歩きやすくなるらしい)
その他にもカラフルな留め具(コードロック)が5色付いていて気分で色を変えることもできます。ちょっとした遊び心が嬉しい。
この留め具は数に余裕があるので、長靴以外にも小物作りなどに利用して有効活用することもできそう。
まとめ
長靴をどう使うのか、自分の用途をはっきりさせておくと、選ぶ時に商品を絞りやすい気がします。
今回2箇所を回って、私の欲張りな基準を満たしてくれるレイシューズと出会いました。長靴に限らず靴を選ぶ時は、やっぱり実際に見て選んだ方が納得できますね。
ただ日本野鳥の会の長靴を置いてある店舗は限られるようなので、要注意です。
これで春から秋の3シーズンに、しっかり活躍してくれそうです。
日本野鳥の会の長靴とは初めての出会いですが、機能性も良く、ちょっとおしゃれな感じが気に入っています。