クレマチス シルホサ 冬の挿し木に初めて挑戦しました




クレマチス シルホサが11月に花を咲かせ、12月には花が終わった後の果球(綿帽子)がぶら下がっています。うつむいたように咲く白い花とフワフワの果球が混在して優しい雰囲気です。

 

このシルホサのツルですが、上に上に伸びてしまい、もう絡むところがありません。挿し木で株を確保して、来春こそは強剪定をしたいと思っています。そこで、寒い時期の挿し木に挑戦してみました。



シルホサはどんなクレマチス?

 

初めて店頭でシルホサを見た時は、「へえ、冬に咲くクレマチスもあるんだ。知らなかったな」という感想でした。クレマチスにも色々な種類があるんですね。

 

そこでシルホサは、どんなクレマチスなのか特徴をまとめました。

 

シルホサは冬咲き落葉性クレマチスで、夏に休眠し秋から生育して冬に乳白色の花を咲かせます。

  • ポルトガルの原種。
  • 旧枝咲き。
  • 開花は10~3月。
  • 花の大きさは3~4cm。
  • 草丈は1.5~2.3m。
  • 耐寒性は弱い(寒冷地での戸外越冬はできない)。

白くて小さい下向きの花は、とても魅力的です。さらに花後に出来る果球は、イヤリングにできそうな程の可愛さです。



シルホサの日常管理は?

 

冬の殺風景な庭では、倉庫の前に植えたシルホサの小さな花や果球が庭のビューポイント。風が吹くと小さな葉と花が小刻みに揺れています。

 

このシルホサは、鉢植えから地植えにして10年ぐらい経っています。

 

晩秋から花が咲き始め、春先まで花を楽しめます。

 

花が終わった後には株を剪定するのですが、思い切って切るという踏ん切りがつきません。まだ花が残っているからと思い、弱めの剪定を繰り返していたら…。

 

ご覧の通り、足元には葉っぱがなく茎だけの姿になってしまいました。

 

夏場には、葉っぱが枯れてきます。この枯れ葉をそのままにしておくと、風通しが悪くなり虫がつきやすくなるので、しっかり取り除きます。

 

後は、秋になり新芽が伸びてくるのを待つだけで、1年を通してあまり手が掛からず過ごして来ました。

 

寒さにはあまり強くないようですが、瀬戸内地方では問題なく冬越ししています。寒い地方では、鉢植えにして、冬には屋内に入れるのが良さそうです。

 

10年もの間、肥料なし夏の水やりなしで病害虫もあまり気にならず、丈夫なシルホサです。今では手が掛からず冬に可愛い花を咲かせてくれる庭に欠かせない植物になりました。



 冬の挿し木に挑戦!

 

さて来春には強剪定しようと思うのですが、万が一切り過ぎて枯れたら大変なので、挿し木で株を確保しておきたいと考えたわけです。

 

挿し木はどうやればいいのか知りたくてネットで検索してみました。残念ながら、シルホサなどの冬咲きクレマチスの挿し木についての詳しい解説は、ほとんど見つかりませんでしたが、

  挿し木の適期は1~2月
  挿し木後の管理は室内の窓辺

 

という2点がなんとなくわかりました。

 

そこで、年の瀬も押し迫った12月末に挿し木をしました。

 

さし穂の準備

* 今年伸びた枝を切り取る。

 

* 先の柔らかい所は切り取る。

* 2節をまたいで10~15cmになるように切る。

* 葉を2~3コ残して残りを切り取る

 

* さし穂の切り口をカッターでスパッと切る(キレイな切り口になるように)

 

 

さし穂を1時間吸水させる

 

さし穂を吸水させたパーライトのポットに挿す

*割り箸で穴を開けて、さし穂をそっと挿しこみ軽く押さえる

 

挿し木したポットは、しっかり吸水させ家の中の窓辺に置く

 

冬咲き以外のクレマチスの挿し木方法に習ってやってみました。これから春まで水をあげながら、管理したいと思います。

 

今出来る事は全部やりました。さあ、これでうまく発根してくれたら良いのですが。後はシルホサの生命力に任せるしかなさそうです。

 

挿し木の結果は春にはわかるでしょう。初めての冬の挿し木がうまく行きますように。

 

新芽が出たシルホサの鉢上げ

 

4月になり、小さな芽が出てきたかと思ったら、1週間後にはしっかりした新芽になってきました。

 

1本目の新芽が出た後、2本目の新芽も出てきて、いい調子。

 

「これは、根が出ているってことよね」

 

そこで4月中旬に、挿し木したシルホサを植え替えしました。

 

新芽が出ているから大丈夫とは思っても、実際に見るまでは心配です。そろっと、ポットから出して見ると…。

 

挿し木した4本とも、根が出ていました「よかった!根が出てくれたんだ」

 

12月に挿し木して、4ヶ月。室内の窓辺に置いて水遣りをしながら、枯れてはいないことを確認する日々。

「冬に挿し木して、本当に根付くんだろうか」半信半疑で、眺めていました。

 

発根しているのを見た時には、その思いが報われました。

 

それでは、用意した鉢に植え替えます。

 

土は、市販の園芸用土。1本づつ植えても良いのですが、1年後には一緒に地植えにする予定なので、少し大きめの鉢に4本とも植え込みます。

 

こうすることで、競争しながら大きくなってくれることを期待します。

 

植え込んだ鉢は屋外に出しますが、春の強い日差しに負けてはいけないので、まずは半日陰へ。

 

そこで暫く慣らした後に、日向に移動する予定です。これから新芽が伸びて、大きく育ちますように。