家庭用精米器を購入し、使い始めて一ヶ月が経ちました。ハッキリ言って家庭用精米器で精米したお米は、美味しいです。
そこで美味しいのはわかるけど、今一歩が踏み出せないあなたが、知っておいたら役に立つだろう家庭用精米器を使用した感想を満足点と不満点にまとめてみました。
家庭用精米器を買うかどうか悩んでいる方はぜひ読んでみてください。
もくじ
初めて家庭用精米機を購入しました(動画あり)
10年ぐらい前から玄米を購入して、家の近くのコイン精米機で1袋(30kg)づつ精米していました。
車まで30kgの袋を運び、コイン精米機まで行って1回300円で精米していたのですが、最近精米する所の管理がズサンで、米ぬかが詰まって精米が出来ないことが2~3度あったんです。
そこで、思い切って家庭用精米器を購入することにしました。
色々なメーカーが精米器を出していますが、私が選んだのはツインバードの精米器。
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具体的に精米器を選ぶ基準は、他のブログにお任せして、今回は精米器を使っての感想を書き進めます。
初めて我が家にやって来た精米器の使い方や、音の大きさなどを動画にまとめました。旦那がご飯の食べ比べもしていますので、ご覧ください。
家庭用精米器の満足点
それでは、精米器を使って満足している点を、満足の大きい順にまとめました。あくまでも一個人の感想として読んでくださいね。
精米したてのお米が食べられる
なんと言っても一番満足しているのは、精米したてのお米が美味しいこと。
コイン精米機で精米したお米よりも、もっとモチモチ。冷めても美味しく、おむすびがそれだけで、ご馳走になるほどです。
お米が劣化しにくい
食べる量をその都度精米できる(1~5合くらい)ので、お米が劣化しにくいのが嬉しいことです。
今までは、夏の暑さで精米した米の味が落ちていました。ですが次の夏は精米器のお陰で、美味しいお米が食べられそうです。
精米モードや精白度がその都度選べる
ツインバードの精米器では下記のように、モードか精白度どちらかを選んで精米出来るようになっています。
モード
上白米 | 白米よりさらに多く精米 |
胚芽 | 白米に比べてお米の胚芽をより多く残して精米 |
白米みがき | 白米の酸化部分を取り除く |
精白度
ぶつき | 胚芽、ぬかの取り除き量 |
3ぶ | 約3割 |
5ぶ | 約5割 |
7ぶ | 約7割 |
白米 | 約10割 |
「今日は、5分づき。明日は白米にしよう」と毎回色々な精米状態を選べるのは、楽しみです。
重い米袋を運ばなくて良い
30kgの米袋は重たいので、これをコイン精米機まで運ばなくて良いのは楽ですよ。腰痛にならなくてすみそうです。
「コイン精米機に行くのは、ちょっと無理」という時に家庭用精米器は便利です。
操作が簡単に、誰でも出来る
コイン精米機は操作に慣れないと、お米をこぼしてしまうことがあります。でも家庭用精米器は、分量のお米を入れ精米モードを設定したら、後はスイッチを入れるだけで簡単に誰でも精米出来るんです。
自分で機械を管理できるので、清潔に保てて安心
コイン精米機は管理する所によっては、清掃が十分でないところがあったり、虫が発生する可能性があったりします。
家庭用精米器なら、部品を自分で洗い清潔にすることで、いつも安心して使うことが出来ます。
家庭用精米器の不満点
精米器の不満点を不満の大きい順にまとめました。不満点は、大まかに4つあげています。
音が大きい
精米器を使うと、大きな音がします。
精米時間は5合で5分もかかりませんが、その間はずっと音が続きます。
初めて音を聞いたときは、許容範囲内かなと思ったのですが、確かに音が大きいのです。
集合住宅などで周りの音が気になる方は、抵抗があるかもしれません。
我が家では、精米は夜ではなく昼間にしています。さらにコルクの鍋敷きを下に敷いて、精米するとかなり音が小さくなった気がします。
手間がかかる
精米が終わると、ぬかボックスにぬかがたまっています。そこで毎回このぬかを何とかしなくてはなりません。
<4合を白米モードで精米完了>
<精米かごを外すと米ぬかボックスが出現 かなりの米ぬかの量>
私は、庭づくりが趣味なので、コンポストに入れて堆肥づくりに役立てる予定です。今まで、コイン精米機の米ぬかを貰っていたので、逆に手間が省けるかもしれません。
説明書には、掃除に使ったり、ぬか漬けに使う方法が紹介されています。でも、ぬかが必要ない方は、ゴミで出す手間がかかってくることになります。
ツインバード精米器では、ぬかボックスと精米かごとかくはん棒のお手入れは洗って自然乾燥すると書かれています。
<左:ぬかボックス 右:精米かごとかくはん棒>
毎日精米するとなると、この作業が付いてきます。
ゴミで出したり、洗ったりする手間を面倒だと思うかどうか?
私は、ぬかボックスは毎回洗い、精米かごとかくはん棒は、ぬかを拭き取り、たまに洗うことで対応しています。今は専業主婦ですが、以前のフルタイムで働いていた時なら面倒なので買わなかったかもしれません。
価格にみあう耐久性かどうか
家庭用精米器の価格は1万円しないものから2万円を超えるものまであります。
皆さんの口コミを読むと、9年使ったという意見や、2年しないうちに動かなくなったというものも。
今までコイン精米機で30kgを300円で精米していました。1年間で10袋食べるとすると、3000円の使用料になります。
家庭用精米器を1万円で購入し、3年以上稼働してくれたらまずまずでしょうか。
でも2年で壊れたら、ちょっと悲しい感じです。こればかりは、長期に使ってみないとわかりませんね。
ちなみにツインバードでは、精米かごとかくはん棒は、消耗品なので2年を目安に交換をすすめているようです。
場所をとる
家庭用精米器はシンプルでコンパクトです。それでもやっぱり場所をとります。
精米するには電源が必要なので、できればコンセントの近くにずっと置いて使いたいものですね。
我が家では、今までなかったものが増え、ちょっと手狭になった感じがします。
広くてどこにでも置ける台所では問題ありませんが、限られたスペースでは、置く場所があるか、どこに置くかをよく検討しましょう。
まとめ
家庭用精米器を使った感想を、満足点と不満足点に分けてまとめてみました。あくまでも個人的な感想を色々書きましたが、美味しいお米を毎日食べられることには、十分満足しています。
初めて精米器を買うかどうか迷っておられる方に、少しでも参考になれば幸いです。