シャガの花の季節 自然流の庭作り




シャガとの出会いは、小学生の頃。

 

思い返せば子供の頃から、花は大好きでした。4月中旬になりシャガの花が咲き始めたので、シャガの特徴と今の庭での様子を書いてみます。



シャガの特徴

 

アヤメ科の常緑多年草。中国原産で、古くに日本に入ってきた帰化植物。

人家近くや湿りけのある森林などに群生する。日本のシャガは種ができないようで、人間が植えたことで、人為的に広がったと考えられているようです。

草丈50~60cm。葉は光沢があり、平たく細長い。地下茎を伸ばし広がっていく。

開花は、4月~5月。アヤメに似た6cmぐらいの白い花を付ける。白い花の中心にはオレンジ色の模様とそれを囲むように青紫色の斑点がみられる。花は、一日で萎むが次々に咲く。



シャガとの出会い

 

小学校高学年だった頃、近所の林の中で初めて見た白い花がとても綺麗で、輝いて見えました。

 

「山に咲く花でもこんなにきれいなんだ」。そう思うとその花をどうしても手元に置きたくて、もう一度行って一株抜いて帰り、庭に植えました。そして高校生になり初めて、その花のはシャガだと知ったのです。

 

一株のシャガは、暗い所がいいと考えたのかどうか忘れましたが、椿の下に植えました。家に持って帰った後は、花が咲いたのを見る程度。関心は少しずつ薄れ、年数を重ねるごとに全く放置状態になっていきました。

 

転機は、結婚子育てが一段落した頃。再び庭への興味が湧いてきました。

 

花を育てるのは好きだけど、草がたくさん生えるのは大変です。そこでシャガを他の樹木の下にも分散して植えてみました。すると数年でシャガが広がって、他の草が生えにくくなったようです。



現在の庭の様子

 

シャガが生えているのは、半日陰だけではありません。

しっかり日当たりでも丈夫に育っています。ただ葉先は、黄色くなりやすいようですが…。

石の堅さも葉の曲線が和らげてくれています。虫の害もなく、根はとても浅く手で簡単に抜けるので、植え替えも簡単。

通路との境まで進出しているので、草刈機で葉を切ってしまうことも度々ありますが、それでも全然平気です。

 

今は、ドクダミツワブキとの勢力争い中です。我が家のような自然流の庭では頼もしい助っ人。

手がかからず、花も楽しめますよ。

 

中国のシャガには、種をつけるものもあるようですが、日本のシャガは種がありません。日本に存在する全てのシャガは同じ遺伝子を持っているんだとか。人が植えたことで野生化するほど広がったなんて、不思議な感じです。