アサガオといえば、暑い夏に咲く涼しげな花というイメージです。
ところが、宿根アサガオは11月になってもまだ花盛りです。青い丸く大きな花をたくさん咲かせています。
よく通る近所の空き地は、今アサガオだらけになっているんです。
そこで、宿根アサガオに対する独り言を書いてみました。
宿根アサガオの繁殖力が凄い
空き地と言っても元々は駐車場で、70坪を超える広さ。3~4年前から1台も車が置かれることなく雑草が茂っていました。
時々草刈りはされていたようで、草が生えたら、また刈るという状態を繰り返していました。
ところが去年頃から、何も手入れをされなくなり、隅にあった(植えてあった?)宿根アサガオがどんどん伸び始めました。
そして、ついには、広い空き地の全面を覆ってしまいました。
圧倒的なアサガオの姿です。ここまでになると、野草のクズが周りの草木を覆い尽くすのと似ていませんか。
雑草の上を覆っているので、その下に生えていた草は、もはや光が当たらない状態です。このままでは、多くの雑草が生えていた空き地は、宿根アサガオに占有され、他の植物が生き残れなくなってしまいそう。
アサガオが覆い尽くし、11月にたくさんの花を咲かせている姿は、秋の風景には似合わない気がして、私には何とも異様に見えてしまいます。繁殖力が強すぎて恐怖すら感じます。
宿根アサガオはグリーンカーテンに利用すると、夏の暑さを遮るようにぐんぐん伸びて、緑で覆い陰を提供してくれるのですが…。
もし宿根アサガオを地植えにすることがあったら、くれぐれも勝手きままをさせないように気をつけないと。
関東から西では、戸外で冬越しできるとても繁殖力のある多年草です。油断していたら、ツルが伸びて手に負えなくなることもあります。
他の植物を覆って枯らしてしまったり、隣に侵入したりする被害がでないよう十分注意して管理したいですね。
コンテナなどに植えて管理するほうが、安心できそうです。
自分が植えた植物で、生態系を壊すのは避けたいものです。
「管理できないなら、地植えはしない方がいい」
と空き地を見ながらつくづく思ったのでした。
もちろんアサガオが悪いわけではないと思うのですが、繁殖力の強い植物には気をつけましょう。上手に管理して付き合いたいですね。