山でボロボロに朽ちた木を見つけました。その時ふと思ったんです。
「この木で何か作れないかな」
そう思ったら早速家に持ち帰り、DIYのスタートです。
枯れ木でフラワースタンドを作ってみた
山で見つけた枯れ木に花を植えたい
山から持ち帰った枯れ木は、本当にボロボロ。
こんなに朽ちているのなら、穴を開けてみようかと思い作業開始。
旦那が穴を開ける為ノミを打ちこむと、周りはボロボロで、すぐ木の皮が剥がれます。
でも中心部分は、ノミを打つカタイ音が響きます。
「真ん中は、腐ってないみたい」
朽ちた木に穴を開けて、自然に生えているように植物を植えこもうと思っていましたが、ちょっと無理かも。
「穴が開けられないなら、何に使おう?」困って、少し考え込みました。
それなら、ボロボロの部分をおおよそ剥がした後、形を見て何を作るか考えることにして、二人で作業再開。
結構な量の木の皮を手とノミで剥がすこと10分。
<ボロボロな部分を剥がし 硬い部分が残った木>
やっと残った木の形が見えて来ました。足が3本出ているような形。
「3本足なら安定感があるので、植木鉢を置く台にできるかも?」
そう思って、目的をフラワースタンド作りに変更したわけです。
目的変更でフラワースタンドを作る
<不要な枝を切り取る>
全体の形を見ながら、鉢を置く位置を決め、不要な枝や引っかかりそうで危険な枝を、ノコギリで水平になるように切り取りました。
鉢を置く位置にある枝は、切り口が出来るだけ水平になるように気をつけて。
<水平に枝を切り 何となく形が見えてきた枯れ木>
<鉢を置いてみる>
試しにワイヤープランツの鉢を置いてみると、鉢が片方に少し傾いています。
そこで、ノミで木を削って微調整しました。
ノミで木を切ると、樹木特有の香りが漂います。何の木でしょう。
「朽ち果てた木なのにまだ香りがするなんて」
まだまだ材木として使えるよと言われているようでした。
2度ほど微調整をすると、傾きが直り水平になって、安定感も増しました。
<枯れ木をキレイにして、ワイヤープランツを飾る>
枯れ木の形が整ったので、最後の仕上げです。
ボロボロに朽ちた部分を、ノミでキレイに取り除き、ブラシをかけて木屑を掃いのけました。
朽ちた部分を取り除いたら、自然が作る面白い形になり、最初の朽ちた木とは思えないほどに変化。
単調な木とは異なる味わいがあるし、朽ち果てるはずの木を再利用できたので、すっかり自己満足です。
半日陰の軒下にワイヤープランツを置いて飾っています。
<枯れ木で作ったフラワースタンド>
「鉢を支える面がもう少し広かったら、もっと安定感が出て言うことないのに」なんて思ったら欲張りかな。
でも日常ちょっと飾っておくには、便利に使えそうですよ。
春になったら、ワイヤープランツも新芽が伸び始めるので、緑と枯れ木の色対比が面白いかもしれません。